はじめに
こんにちは、Kotomiです。
私は30代前半で外資系の営業職を離れ、フィリピン留学→カナダCoop留学という2カ国留学にチャレンジすることにしました!
現在はその2カ国目、カナダで留学生活を送っています。
フィリピンでは5ヶ月間語学学校に通い、英語の基礎を固めながら、多国籍な仲間たちと過ごす貴重な時間を経験しました。
今回は、その第一歩となったフィリピン語学留学のメリット・デメリットを、リアルな体験から本音でお伝えします。
これから留学を考えている方の参考になればうれしいです。
フィリピン留学のメリット
授業料は欧米と大差なし。でも「マンツーマン+物価安」でコスパ最強
近年は、フィリピン留学の授業料も上昇傾向にあり、欧米圏の語学学校と大きく変わらない学校も増えてきました。
ですが、最大の違いは“授業の密度と生活費”にあります。
フィリピンでは、1日あたり5〜8コマのマンツーマン授業に加えて、2〜4コマのグループ授業が組まれており、1日中英語漬けになるのが一般的。
この“密度”を考えると、同じ授業料でも圧倒的にコスパが良いと感じました。
私は合計5ヶ月間滞在していたのですが、期間が長くなるほど生活リズムや勉強のペースも整い、より深く英語を身につけられた実感があります。
また、生活コストも欧米に比べてかなり抑えられます。
ローカルの食事なら日本の半額以下、一般的なレストランでも2/3程度の価格感で外食が楽しめるので、留学中の金銭的ストレスも少なかったです。
さらに、宿泊費については寮の部屋タイプによって費用が大きく変わるという点も見逃せません。
私は「絶対に個室じゃないと無理!」というタイプだったので完全個室を選びましたが、同じ学校でも2人部屋・3人部屋を選ぶと大幅に安くなることもあります。
このあたりの詳しい費用内訳や、5ヶ月で実際にかかった総額については、別記事でまとめています👇
👉 【近日公開予定】30代女性のフィリピン留学リアル費用公開!個室生活×5ヶ月の総額は?
ESLだけじゃない。TOEIC・IELTS・ビジネス英語など多彩なコース
私が通った語学学校では、一般英語(ESL)だけでなく、TOEIC・IELTS・ビジネス英語コースなど、目的に合わせた多彩なプログラムが用意されていました。
私はカナダのカレッジに進学するためにIELTSのスコア取得が必要だったため、最終的にはIELTSコースを選択。
ただ、英語の基礎がまだまだだったので、まずはESLコースを2ヶ月受講し、その後IELTSコースを3ヶ月受講するというステップを取りました。
この「ESL→IELTSの流れ」で学ぶスタイルは実際とても多く、特に中期〜長期で留学する人には一般的な選択肢となっている印象です。
学校・宿泊・生活が全部一体化。だから快適&効率的
フィリピンの語学学校の多くは、授業棟・宿泊施設・食堂・カフェ・ジム・プール・バスケットコート・コンビニなどがすべて敷地内に揃っている“オールインワン”型。
欧米の語学学校では、学校と寮が別の場所にあり、通学に時間がかかるケースが一般的です。
その点フィリピンは通学時間ゼロで、生活動線が完璧に整っているので、英語学習に集中できる環境が整っています。
特に社会人や30代以上の方にとっては、このストレスフリーな環境はとてもありがたいと感じました。
年齢の壁はある?→実際は、意外とフラットでした
30代前半での留学は、確かに少数派です。
私が渡航した8月はちょうど夏休みシーズンで、10代〜20代前半の生徒がかなり多かったです。
でも、「留学に来ている」という共通点があるだけで、年齢を超えたつながりが自然と生まれるんですよね。
私は実際に10歳以上年の離れた学生と仲良くなって、帰国後も一緒に食事をするほどの関係になりました。
「年齢が気になるからやめておこう」と思っていた当時の自分に、「心配しなくて大丈夫だよ」と伝えたいです。
フィリピン留学のデメリット・注意点
治安は思っていたより悪くない。でも油断は禁物
私が実際に5ヶ月フィリピンに滞在して感じたのは、「思っていたより治安は悪くなかった」という印象です。
もちろん、日常的に気をつけて行動していたというのもありますが、特に怖い思いをしたことはありません。
ただ、セブ島の繁華街のクラブでスリに遭ったという話を友人から聞いたこともありました。
特に混雑した場所や夜間の行動は、注意して損はありません。
夜に一人でタクシーに乗らない、スマホは胸ポケットに入れないなど、基本的な防犯対策をしていれば、トラブルを避けられる可能性は高いです。
油断せず、でも過剰に怖がらず。これがちょうどいい距離感だと思います。
Wi-Fi環境が不安定なこともある
場所や学校によっては、Wi-Fiが不安定でZoomや動画視聴ができないこともあります。
特に雨の日は電波が悪くなる傾向がありました。
私が通っていた学校では、教室のほとんどでネットが使えず、私は電子辞書を持参して対応しました。
周りの友人たちは、オフラインでも使える有料辞書アプリ(Weblio Pro、英辞郎など)をスマホにダウンロードして使っていました。
また、オンラインで副業やリモートワークをしたい方は、ポケットWi-Fiを日本から持参するか、現地SIMを準備しておくと安心です。
食事は合う・合わないが分かれる
私が通っていた学校は「比較的食事が美味しい」と評判だったのですが、正直に言うと、食事がいちばんつらかった思い出です。
甘め・油多めの味付けが続くと、どうしても飽きてしまいます。
これは日本人だけでなく、韓国・台湾・ベトナムなど他の国籍の友人たちも同じように感じていたので、文化の違いというより“慣れ”の問題かもしれません。
その中で本当に助かったのが、日本から持参したふりかけやお茶漬け。
私は最初あまり持っていかなかったのですが、一時帰国した友人に買ってきてもらって、本当に救われました。
また、家族から日本食を送ってもらっている人も多かったです。
ただし、EMSでないと届くまでに2ヶ月以上かかったというケースもありました。
学校によってはルールが厳しめな場合もある
私が通っていた学校では、朝の小テストに合格しないとその日の夜の外出ができない、欠席が多いと週末外出禁止になるなどのルールがありました。
また、門限も設けられていて、「大人にはちょっと厳しいな…」と感じることもありました。
とはいえ、こうしたルールがあったからこそ学習リズムが崩れず、集中できたとも思っています。
「しっかり勉強したい」「自分を甘やかしたくない」人には、意外と合う環境かもしれません。
まとめ:フィリピン留学は「短期集中×英語環境」を求める人におすすめ
フィリピン留学は、今や「安いから」だけでは語れない、密度の高い学習環境と生活のしやすさがあります。
- マンツーマン中心の英語漬け授業
- 留学生活に必要なものがすべて揃ったキャンパス環境
- 多国籍・多世代との出会い
- コストを抑えながらも、確実に力がつくシステム
30代からのチャレンジには勇気がいりましたが、「行ってよかった」と心から思える経験になりました。
これから留学を検討している方の参考になればうれしいです!
次回予告:語学学校の選び方・おすすめポイントを詳しく解説します!
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